平成24年 年頭の言葉 年頭にあたって一言

平成24年の年頭にあたって

体制一新、業績昇龍

昨年の一年間は足元固めの年だった。3月11日には東北大震災と原発事故という突然の悲しい出来事があって、当社の仕入先も軒並み出荷制限や納期遅延で売上面では大変な苦労を強いられた。出鼻をくじかれた感じであったが、6月以降は諸君の頑張りと不屈の努力で盛り返してくれた。当社取扱いメインの全メーカーが我々にますます熱い期待を寄せてくれている。

新体制と人事刷新

そのひとつが、今年から始まる新体制と人事面での一新だ。

営業部門では、黒田課長を営業部長に、梅田主任を営業課長に抜擢任命する。これからは、黒田部長の下、ルート営業は三島課長と梅田課長、工務課は谷口課長で3課長が協力し合って基礎収益を担うルート営業全般を拡大、活性化していって欲しい。特に、黒田部長には、特命としてルートの新規開拓を積極的に進めてもらいたい。

新商材の拡販と新規開拓

ここ2~3年間、様々な分野で新商材や専門工事の取扱を増やしてきた。志賀常務執行役員には、従来と同様に全社的な視点から営業部門の総括をしていただくが、これからはルート横断的に営業部門と連携しながら、縦のルートに横櫛をいれる形で新商材の拡販を図ってもらいたい。もちろんビルダー支援活動と組織化も昨年と同様に推進してもらいたい。

シンボルマークとお客様との約束

西田主任の発案で今村産業のシンボルマークも決まった。コーポレートカラーであるブルーを基調に今村の「今」をあしらったものだが、現在から輝かしい未来に永遠に伸びてゆくイメージを躍動感あふれるデザインで表現してもらった。新年にふさわしく新しい名刺でお客様にご挨拶をして欲しい。封筒も同じデザインに統一した。裏面には今村産業の取扱商品と施工範囲を印刷してある。お客様の目に触れるようにしてこれで、新商材が少しでも沢山売れるように大いにPRして欲しい。又、折口には、「住まいづくりのお手伝い、お客様と対話で常に情報発信し、日々研鑽を重ね、私たちひとりひとり、熱いハートで挑戦します」と書いてある。これは、今村産業の社員全員のお客様に対する約束だ。常に念頭に置いて、お客様への支援活動と需要の創造活動に勤しんでもらいたい。

人事刷新と昇格

座席の配置も一新した。これは黒田部長の発案だが、当社にお越しになったお客様を全社員がお迎えできるように配慮したものだ。その意図を正しくわきまえて、お客様への挨拶を励行してほしい。
他の組織面では、これまで経理・総務部と業務部だったものを、財経部と総務・業務部に分けて、財経部には松島課長を部長に任命、総務・業務部には菅野部長を任命した。松島部長には、資金、会計・経理と売掛金回収の監視などを担当していただく。菅野部長には、従来業務の他、業務・配送・倉庫部門の総括で、特に販売管理面での厳格な運営と業務社員を統括していただきたい。お二方の任務は、不良債権、不良在庫、不良人材をつくらないことだ。何事も仕事中心で考えて、他部門におもねることなく対処してほしいので、全員が協力してもらいたい。

役職以外では、成績優秀につき田中さんと井上君がめでたく3級の上級社員に昇格しました。

昇龍の業績を目指して ビルダー支援と時代の変化に対応

さて売上を伸ばすには、伝統的な商材で得意先を新規開拓するか、既存の得意先に新商材を売るかのいずれかしかありません。先ほど申し上げた通り、新規開拓は黒田部長、新商材は志賀常務が担当していただく訳ですが、これまで取扱商品やサービスは、ただやみ雲に増やしたのではありません。

一つ目の視点は、ビルダー支援になるか、どうか?二つ目の視点は、時代の変化に対応しているか?がポイント。ビルダー支援では、耐震等級3を実現するスーパーストロング構造体がプレカット材販売の強力な武器になる。リフォーム工事部品の通販「ファーストリフォーム」は、工事現場での材料調達に非常に便利なので、重宝してもらえると思う。時代の変化対応では、ガラスとサッシが一体になりつつある「窓」やHEMS・ZEHなどというエネルギー関連の商材である。大阪ガスとの接点強化もその一つで、今村産業と取引をすれば、従来はハウスメーカーでしかできなかった太陽光とエネファーム(燃料電池)でW発電の家が実現できるようになった。サイディング工事や太陽光発電、FRP防水や緑化や灌水工事、断熱施工や和洋リモデル工法など種類は豊富だ。これからはこれらすべてが一括販売できるようになる。正に、「商品が核になる専門工事の総合下請業」だ。いずれは、新商材の施工も工務課でフォローしてもらえるようになれば、営業は受注エンジンに徹することができるので更に営業効率も上がって、他社の追随を許さぬようになれるのではなかろうかと期待しています。

住宅エコポイントが復活して、今月25日から受付が始まるが、これも住宅瑕疵保険と同様にビルダー支援の一つです。藤井課長には引き続き手続きをよろしくお願いします。長期優良住宅など国の省エネ・耐震住宅への補助金も地域の先導的なグループに対する支援という形になるという話もあるので、もしかしたら当社を窓口にしたビルダー支援体制が実現できるかもしれない。

地元力と差別化戦略の徹底を

当社の戦略は「地元力」を活かした「地域ダントツNo.1」だ。そのためには差別化が最も大切だ。全国を見渡しても、エクステリアと住設の両方ができる総合的な施工力と多彩なビルダー支援体制をもつ卸問屋は他にはいない。幅広い選択肢の提供=品揃えや施工力は強力な武器になる。当社が同業他社と比較して優位にあるからこそ、自信をもってシェア拡大を図ってほしい。営業社員に技術力と広範な知識を習得した今こそ絶好のチャンスだ。その意味で今年は節目の年になるのかな、という大きな期待の持てる年になりそうです。
昨今の住宅を象徴するキーワードは、「省エネ」「耐震力」と「地元材」だ。営業社員は、各種のビルダー支援の活動の実践を通じて、引き続き省エネや躯体の耐久性に関する知識を習得してほしい。そして「長期優良住宅」や「スマートハウス」のつくり方のノウハウ、建材や設備の選び方、省エネ性能の評価ツールの活用など元請会社に対する徹底したビジネスサポート=BS活動を推進してほしい。営業効率の向上には、ITツールの活用が欠かせないが、i-Padの使い方を工夫して、営業マン一人当たりの売上が個々の社員の技量にかかわらずこれまでの2倍、3倍となるよう知恵をだしてほしい。これも黒田部長の大きな課題だ。不要なことを止めることにも挑戦してほしい。

社長の責務と社員の成長

私は社長として、事業の方向性をはっきりさせた上で、社員の皆さんの雇用の継続と生活を最優先の課題として取組み実績をあげることが使命と心得ている。私は諸君の力と成長を信じているので、社員諸君は自由闊達に、のびのびと創意工夫してそれぞれに期待される成果を上げ業績の伸長を図り、収益力を強化して皆さん自身の成長と家族の幸せを実現しほしい。

平成24年1月5日(木)  今村産業株式会社 社長 今村純一